2013年09月05日

前向きでなくても、がんばらなくてもいい

昨日の夕方ふとテレビをつけるとNHKで「いのちの話をしよう〜助産師・小林寿子さんのメッセージ〜」という番組が放送されていました。(関西放送で放送された番組の再放送です)用事があって最後まで見られず、一部を見ただけでしたが、色々なことを考えさせられました。

9人の子どもの母親である助産師、小林寿子さんが、子育て中の母親の質問に答えておられました。
「子どもが幼い時に父親が死んでしまった。子どもは赤ちゃんのころにもどりたい。そうすればお父さんに会えるからと言っているけど、どう対応したらよいか」という質問でした。

小林さんは「夫を亡くした悲しみは体験していないので十分理解できないかもしれないけれど……」と前置きされて、子どもの発想を否定しないように。赤ちゃんにもどればお父さんに会えるという発想はすばらしいと受け止めるように。
何でも前向きでなくてはならない。がんばらなくてはならないと思わないようにというようなことを言っておられました。
なんと愛のあることば、的確なアドヴァイスなのだろうと心打たれました。

スポーツ選手へのインタビューを聞いていると、「これからも前向きにがんばります」と言っている選手が多いです。「前向き」という言葉。「がんばる」と言う言葉は日本人が好きな言葉ですね。自分の力でがんばって努力して何かを勝ち取ることが人生の目的のように思っている人も多いです。

でも、辛いことがあって前向きになれないときがあり、がんばりたくてもがんばれないことがあります。むしろずっとがんばっているのにさらにがんばれと言われると身が持たなくなりますね。この母親は『がんばらなくてはならないと思わないように』と言ってもらえて、どんなに気が楽になったことでしょう。


その後、番組では通信制高校の生徒に向けた「命の授業」の様子が紹介されていました。
授業の前にあらかじめ高校生にアンケートを配っていました。「自分の好きなところはどこですか」「嫌いなところは」という質問には「好きなところはない」「自分の全部が嫌い」などと書いている子どもがいました。

「わたしのことを父親と母親が勝手に生んだ」
という女子高生は、その表情に『生まれたいと望んだわけじゃないのに……』という気持ちが現れていました。

「いのちってなんだろう?」
「いのちってなぜ大切なんだろう?」
の答えはまだ出ていませんと、小林さんは言われます。

それは、いのちが神様によって造られたことを語らない限り、答えが出ないのです。
生命がつくられるとき、精子と卵子が偶然のように結合してできたように思えるかもしれませんが、実は偶然ではなく必然なのです。そこに見えざる神の手があり、いのちは創造者である神の手によって造られたのです。

いのちがなぜ大切かは、造られた方が大切にしておられるからです。
ほかの人のいのちがなぜ大切なのかは、神様はその人のいのちも大切にしておられるからです。

posted by 土筆文香 at 16:36| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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