2014年09月02日

母の背中

早9月に入りました。
年を重ねるごとに月日のたつのが早く感じられ、それでいて何かをしようとすると今までの何倍もの時間がかかっています。本当に大切なことは何か考えて、選びながらやっていかないといけないなと思っています。

先週実家に行ってきました。8月は2回目です。30日にお茶の水で用事があったので、前日から行って泊まりました。日帰りでもよかったのですが、85歳の母がまた食欲がないというので心配で実家に寄りました。
母は涼しくなっても食欲が出ず、ひとまわり小さくなってしまった感じです。

夕食を作ると、おいしいと言ってよく食べていたのでほっとしました。でも、翌日「久しぶりにたくさん食べたから、胃がもたれて……」と朝食も昼食も食べずじまいでした。

おやつに煎餅を持って行くと、食べられないと言ったので驚きました。以前あんなに好きだったのに……。歯が悪いわけではありません。欲しくないのだと言って袋を開けもしませんでした。

カロリー補給の食品や飲料を買って行ったこともありましたが、味が気に入らないと言って口にしてくれません。胃が小さくなっているので、一日に何回かに分けてゆっくり食べるように言いました。

そんな母になんとかイエス様のことを伝えたいと祈っていました。これまでわたしが書いた証しの文章はほとんど読んでもらっています。他の人が書いた信仰の証し文。三浦綾子さんの本も読んでもらっています。
でも改めてイエス様がしてくださったことを話していなかったので、以前、癌で余命わずかと言われた父に話したようなことを話そうと決心していました。

でも、向き合うと話し出すのが難しく、『この次にしようかな。』『今はやめておこう。』という気持ちになってしまいます。

わたしが実家に泊まるときは、お風呂上りにいつも母の背中に軟膏を塗るのが習慣になっていました。3種類もの薬をカサカサになった背中に塗るのです

一人暮らしのため普段はできないことなので、母にとって、そのときが至福の時になっています。わたしは背中に薬を塗りながら、『今だ!』と思って伝えました。

神様が天と地を創造してくださったこと。わたしたち人間を造ってくださったこと。造っただけでなく、とても愛しておられること。
人は神様のいいつけを破ってしまったために、魂が滅びてしまうようになったこと。
神様は愛する人間が滅びてしまうのが忍びなくて、ひとり子のイエス・キリストを地上におくり、十字架につけて人間の代わりに罰を与えたこと。イエス様が身代わりになってくれたことで、人間はイエス様を信じるだけで永遠のいのちをいただけるようになったことを話しました。

「神様がいること、神様が人間を造ったことは信じるけれど、イエス・キリストが神の子とは思わないし、救ってくれたとも思わない」
母はきっぱりと言いました。

わたしはがっかりしませんでした。神様の存在を信じてくれただけで一歩進んだと思ったのです。かつては無神論者でしたから。
それよりわたしが母に伝えられたことが嬉しかったです。肉親に伝えるのは、友人に伝えるより難しいと思います。

とにかく伝えられたのだから、母の心の中に入ったのです。それがいつか熟して、信じ、受け入れられると確信しました。そうさせてくださるのは神様です。わたしはただ祈るだけです。
posted by 土筆文香 at 16:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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